クラフトビール選び方,IBU,IPA,
どうもNobuです。
前回は「IPA」について紹介しましたので
もし良かったら前回記事(人気のビアスタイル『IPA』って⁉)も読んでくださいね!
今回は「IBU」について記事にしています。
色んな種類のクラフトビールを飲み始めると自分の好みを理解出来てきますが
一部のビアバーやブルワリーのビールメニュー表に「IBU30」とか目にすると思います。
『IBU』って何?と思う方いますが
「 International Bitterness Unit(国際苦味単位)」の略です。
ビールの苦味の程度を測る単位です。
これだけ見ると『IBUが高い=ビールが苦い』という定義です。
『IBU=1』=1リットル当たりにアルファ酸(イソフロン)が 1mg溶けているという意味です。
近年『IPA』が人気だと前記事で言いました。
『IPA』って苦味が特徴なのでIBUの高さでPRしてくる商品もあります。
ミッケラー(デンマーク)が『IBU1000』というIPAを出しています。
私が今回記事にした理由は、2つあります。
1つ目
間違った情報を伝えている人がいるからです。
たまに見かけますが「IBU N/A」と記載しているビールがあります。
その場しのぎで説明したかったのか
『「IBU N/A」は「IBU=0」だよ』と説明されていました。
これは間違った情報です。
その説明した人は「N/A」の意味を知らないです。
正確にいうと
「N/A」は「Not Applicable(該当なし)」、「Not available(利用できない)」の略なんです。
「IBU N/AはIBU=0」は間違っている情報ですのでご注意してくださいね。
2つ目は
一部の方の注文の仕方ですね。
「IBUが高いのでお願いします」
苦いのが好きだからといって、ビアスタイル関係なしにIBUが高いのを注文するのは間違っていますね。
IBUで選んでいいのは『IPA』くらいだと思っていいですね。
IBUは苦味を表す数字で「IBUが高い=ビールが苦い」という解釈になりますが
面白い関係性があり、意外と成り立たないです。
何故か?
分かりやすい例えです。
「ブラックコーヒーに砂糖を加えるとどうなりますか?」
答えは「苦味が弱くなって甘味が出てきます」
これと同じです。
「苦味」と「甘味」って相対関係です。
だったらビールの甘味って何?ってなりますよね。
ビール醸造の話になりますが、簡単に説明しますね。
麦芽を麦芽化させて糖分ができます。
その糖分を、ビール酵母が食べてアルコールに変えるのでビールができます。
*ビールだけでなく、焼酎や日本酒も原材料の糖分を酵母が食べてアルコールが作られます。
酵母が食べきれなく、糖分が余る状態(残留糖分)が多ければ甘味も強くなるので、
ホップの苦味が軽減されてしまいます。
ですので、
IBUだけで判断する目安として見ていいのは「IPA」位にしてた方がいいですね。
他のビアスタイルはIBUで判断するのは、あまりしない方がいいです。
今回は「クラフトビールの選び方」と「ビアスタイル」についてお話しをしました。
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